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それはまだ努力とは呼べない

25歳で大学1年生になった人の日常

スパイスカレーについて

世の中が豊食の時代となり、どこでも誰でも気軽に食品を取れる機会が増えました。コンビニに行けばお腹を満たせるし、外食チェーン店も沢山あります。

私はここで立ち止まり、人間本来が持っている力で、「食品」ではなく「食材」の力を最大限引き出したく、松本スパイスカレーの製造に着手し始めました。食品は便利です。加工されており、すぐ食べれます。でも、食品には多くの食品添加物や着色料、保存材、防腐添加剤など、多くの人工的な物質が追加され、出来上がっています。これらは保存や、持ち運びには万能ですが、人間本来が持っている力を弱めるのではないかと考えています。

ボディビルや筋力トレーニングで、人間の体を強くする、筋肉を大きくさせる、という目的で生きている筆者にとって、食とはとても重要なウェイトを占める。何を入力しているかでその人間の体が構成されているか、を示すからだ。そこで学んだもの。人間本来の力とは、本来トマトひとつでも感動するレベルでおいしい、と感じることができるということである。これは人間として生きていく上で重要だと察した。何か行動する時、100万円使わないと満足できない人と、トマトひとつで満足できる人がいたら、どちらの方が幸せだろうか。

前置きは長くなったが、無添加無着色、無保存材のオリジナルスパイスカレーの手順を以下に示す。

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まず材料。なるべく自然の物を使うようにした。鳥もも肉、塩胡椒、トマト缶、エスビースパイス、ジャガイモ、セロリが主戦となる。
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隠し味にはナッツ、アーモンド、を粉砕したものを30g加える。
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スパイスを5g。
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スパイスとナッツ類を混ぜたものをフライパン上へ投入し、乾煎りする。乾煎りする理由は、水分を飛ばすためである。
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オリーブオイルを適量入れ、こがさないようにかき混ぜる。
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セロリ、玉ねぎを用意する。適した大きさにカットし、処刑場へ投入する。
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これは処刑後のセロリである。セロリを使う理由は、香草としての役割があると睨み、使用するに至った。
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玉ねぎのみじん切り、セロリをフライパン上へ投入する。
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玉ねぎがきつね色になるまで炒めた後、鳥もも肉を投入する。この時のポイントは、そのまま炒めると玉ねぎが焦げてしまうので、鳥もも肉の上へ玉ねぎを逃がし、肉を焼いていく。
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これはトマトホール缶、ジャガイモを同時にミキサーに掛けたものである。ジャガイモのデンプンを使用することで、粘り気を自然由来のもので形成する。
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全てフライパンの上に投入し、あとは水分が飛ぶまで弱火でじっくり煮込む。
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これが松本スパイスカレーである。スパイスカレー好きの妻より、合格点を貰えることができた。保存料、着色料、合成材、化学的なつなぎ、一切ない健康カレーである。おかわりしてくれたので、きっと美味しかったのだろうと感じることができた。見た目については改善の必要がある。

今回の実験を踏まえ、今後はルーを使わないカレー作りを週1度行い、企業に負けないスパイスカレーを個人で作っていくのが目標である。

以上