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それはまだ努力とは呼べない

25歳で大学1年生になった人の日常

現代の幻想

理系と文系なんて概念は,とっくに通用しない世の中だ.

「オレは文系だから,数学とかパソコンはちょっと」
なんて言ってる輩は,全くどーしようもなく認識不足だ.世の中のニュースの大半は技術がらみ.要するに物理も数学もパソコンもわからない人たちは,「今,世の中で何が起こっているのか」を全く理解できないだろう.ニュースを聞き流し,のほほんとわかったふりをするだけだ.

「オレは理系,エンジニアだから経済,歴史,ましてや哲学なんてわからんよ」
なんて言ってる輩もまた,どーしようもなく認識不足だ.自分の技術屋としての仕事の意義,社会的位置付けを全く理解出来ないまま,盲目的に実験データと格闘する虚無的人生だ.

要するに現代人には,「文系」「理系」の垣根を越えて,トータルでものを見る力が必須のスキルなのである.カイシャインもそうだろう. どこかの社員も皆こうであればとっくに問題解決などしているのだ.

とまあ,こんな議論はもう4年前くらいから友人達とかわしてきた訳で,先日の面談なんかは「えーこれからHNZでの生産が忙しくなるので...」とか言ってこられた訳で, そのHNなんたらとはドコのことですか?と質問したら40分かけて調べて始めた訳で, 本当に彼らは大人なのか?仕事してんのか?生産拠点答えれない上司とは初めてだ

 

とまぁもうそんな認識当たり前中の当たり前なのだが,全くもってこんなことをわかっていない連中が大半をしめる会社というのは,その存在自体,社会的ではない気がしている.

「想像力」が足りない.

考えて,考えて,考え抜くことを当たり前にしなければならない.