大学院合格祝いに万年筆を頂きました。
本当は東京大学大学院の卒業お祝いに駆けつけたつもりだったのですが、ここまで気遣って頂いた彼には感服です。
昨年は、京都大学大学院を卒業する方に、結婚お祝いを頂いた。その彼はいつも節約倹約家であった方なので、学生時代は社会人パワーの恩恵をさずけようと、よく飲食代などは私もちで深く考えさせずに共に飲み食いした仲だ。とはいえ、私は私でたいした金持ちでもなく、毎月の給料の低さにどうやりくりしようか頭を悩ませてばかりで、毎月浮いたお金をこのような会に取っておいたり、おでんやたこ焼きパーティーを拙宅で開催していただけなのだが。
学生からしたら高いじゃないですか、千円、二千円って。だから、そんな時こそケチケチせずに、彼らの一度しかない青春を飲食と共に過ごした時間でもあった。
お礼が欲しくて彼らと付き合っていたわけではないのは間違いないが、このように「わざわざ考えて手渡してくれた」ということを考えるだけで目頭が熱くなってしまう。
「いやいや、いいよそんなに」じゃなくて、いつか自分も何か形で恩を返せる人間であろうと思った。
宇山くん、たかのり、ゆうさく、ありがとう。