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それはまだ努力とは呼べない

25歳で大学1年生になった人の日常

何しに行ったんだよって

年1くらいで以前の職場の方と話す機会がある.

内容は「いや、言い訳しないで時間うまく使って効率良くやれよ」と他愛のないことばかりで,特にコレいって目新しいことはない.

 

時間がない→じゃあ7時まで寝てないで朝5時に起きろ

忙しい→分単位で無駄な時間ないか見直せ

これはできない→勉強しろ

 

という感じである.

 

28歳になる年齢である私は,まだまだ未熟ではあるが,大学入学前の24歳とは比べ物にならないほど人間的にも精神的にも成長したと感じている.

外見という”箱”は同じだが,中身は”別人”くらいの感覚である. 

 

一生守っていきたい人もできた.

 

箱に関しては大学に唯一設置されているフィットネスルームを使用していたことにより,小柄ながら大分基礎体力や神経系は強くなった.

故にその”箱(外見)”だけで判断してくる輩は結構いて,

お前大学に何しに行ってんだよ とか

ペンとダンベル間違えてないか とか

勉強してるんじゃねーのかよ とか

たまに心無いディスが入る訳ですね.

もちろん一応大人なので, 笑顔で"いやーそっスねー"と返す.

 

いや,何しに行ったんだよって

 

元々馬鹿で通用しなかったからクソみたいな仕事しながら365日中360日は勉強してきたし,

4年前期時点で電子情報・機械分野の2分野卒業認定もらったし,

”健全な精神は健全な肉体に宿る”という質実剛健の理念のもと, 壁にぶち当たった時は週1・2で1.5時間の時間作って運動に当ててたし,

負けたくないから毎日教科書に噛り付いて机の上這いずり回ってきたし,

勉強だけだと舐められるからデッドリフト190kg挙げるし,

英語喋れないけどサマーセミナーで留学生をアテンドできたし,

それでも負けそうな時も一人でやってきたし,

誰かに相談したい時もずっと一人でやってきた,

 

俺は4年間ここで体張ってきたんですね

どんなに愚痴られても, 洗濯物が無くなってても, 社会人とか意味わからん立場から入学してウゼーとか言われて寮の6人くらいのユニットのライングループ外されてても, 頭下げ続けてきたんですね.

勉強をしにきたから.

前の人生だったら?? その大学の彼らをクルマで拉致してヤキ入れて鼻から割り箸つっこんで正座させてって簡単な話でもやらないんですね.

勉強をしにきたから.

 

遊びたきゃ勝手に遊べ.

手を抜きたいならそうしろ.

浮気したいなら勝手にしろ.

過去問だけやってろ.

親が一生懸命働いたカネで大学来て何もしてないなら700万貯めてみろ.

千円の重みを知れ.

 

今しようとしている行動が、

「それが本当にあとから自分にも他人にも誇れるような行動だと思えれば」

そうすればいい. 

 

正解不正解はない.

あとから「この行動を取って良かった. なんの恥じらいもない」と思えるならそれでいい.

 

俺は誰も見下さないし, 誰も馬鹿にしない.

 

勉強して本読んで洋画見てトレーニングして早寝早起きして愛する人を愛すという最強の習慣のもと, 俺と一緒にいてくれる人を幸せにするのみである.

 

研究生活スタートです.