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それはまだ努力とは呼べない

25歳で大学1年生になった人の日常

デビルウィーク

 
土曜(誕生日)
6:00起床
・電気工学15回に渡る講義内容を全暗記.もうどんな問いが来ても対応できる.何枚書いたかわからん
半導体バイス工学教科書3周目
23:30就寝

日曜
7:45起床
・朝イチ電気工学復習(全部書けるか→書けた)
・コンピュータアーキテクチャ全プリント熟読開始
23:45就寝

月曜
7:30起床→図書館
・コンピュータアーキテクチャ暗記が終わらない
・加工プロセス
・筋トレ
・ひたすら暗記
0:00就寝


火曜
7:00起床
・コンピュータアーキテクチャをひたすらやる
半導体やる
23:00就寝

水曜
8:00起床
・コンピュータアーキテクチャ暗記
・12:00-13:00仮眠 
・ギアが入るまでブログを書く ←いまここ


いつものことだけどさすがにそろそろ厳しいッス.

「試験なんて簡単じゃね??俺(私)なんか前日ちょろっとやってただけだし」
なんて発言が私の以前住んでいた静岡での同級生たちから言葉を掛けられた際にはかなり不思議な感情を抱いてしまう.

そもそも上記のコンピュータアーキテクチャなる科目が,これでもかってくらい情報量があり,
だいたいが東京大学工学部情報学科 みたいな日本最高学府から出てきた教授がしれっと言うのである.
「全部覚えてね,まぁ覚えられると思います」と.要するに「そこ」基準なのである.
彼らの普通と私のような凡人との「普通の差」,格の違いを見せつけられる瞬間でもある.

一回の講義で使用されるpdfが約40枚,全15回あるので40×15で600枚は最低でもあるのである.
どうしたら「前日だけちょろっと」やれば網羅できるのだろうか.地元の彼らが天才なのか,私が馬鹿なのか.
えぇ,私は馬鹿です.すみません.

20代じゃないとこなせないスケジュールかもしれない.

で,もし一般学生と同じ年齢とか枠,無駄な人生を歩んでいなかったら耐えられなかったんじゃないかと思うスケジュールである.試験前はただひたすら「ここで負けたら前の人生に逆戻りだ」と自身を鼓舞し続けるしかない.

「うちの学生で,すげー真面目なやつが過労死でもしねーかなー.そしたらカリキュラムも課題の出し方も試験方法も改善されるのにな.」
なんて会話が学生間で真顔で語られるファッキン大学.

学生は,みなシビアなタイムマネジメントのマスターになっているファッキン大学.

バイトと恋に有意義に時間を使う学生は100人中5人くらい.そのうち4人は留年,1人は自主退学のファッキン大学.それ以外でも私の代の4年次進級不可の同級生は20人強.

そんなファッキン大学の社会的知名度は非常に低く,実社会の低めのヒエラルキー中ではその辺の合コン学生と同等視される.
こんな大学生活しか経験しないで社会に出る現役学生たちは,会社に入って多数大学生の現実を知ったら,母校を憎悪するだろう