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それはまだ努力とは呼べない

25歳で大学1年生になった人の日常

思考

私の住んでいた地域の掛川・菊川という一部田舎では教養が圧倒的に欠けていた。狭い世界でしか生きていないので、その狭い世界だけを正しいと思い、向上心や勉強もしなくてよい地域のため、"考える","これはなぜだろう"という人間として最も大事な思考が欠けている。

その世界だけで生きている人たちは村組織だという認識すらないため、こんなことを言おうものならお前何言ってんの?世間知らないの?みたいな顔をされるのである。本当に世間を知らないのはどちらなのか、それさえも考えることを辞めているのは自明なので割愛とする。

社会に出ると本当に何が正しいのか?は教科書ではなく、常に相対的である気がする。つまり、心の拠り所は"自分の心"となるのだ。今何が起きていて、どうしたら解決できるのか真実も知らないで想像だけで物を言う。自分の目で見たこともないのに。果てはその努力もしていない、謎な限界集落と会社。将来静岡県には絶対に住まないと決意した。研鑽を重ね大学で出会った友人たちとの時間が、それを確固たるものにしてくれたからである