2020年3月から、約半年に渡る重圧から解放され、先日終戦を迎えた。まだ全員には伝えられていないため、呼び掛けた立場として、最後までその責任を取る必要がある。仕事が終わって、帰るともう20時近いので、なかなかすぐには、全員に気持ちを込めた文章を伝える必要がある。一人ひとりに対する思いがある。文の骨格は同じでも、私は同じ文章をコピーして送らない。まずは教授、遠方より来られる方、にすぐ連絡を入れた。松波先生からしても、保立先生とは異次元の方であり、気軽に話すなんてもってのほかできない方だそうだが、どういう人生の変わりようか、メッセージを頂けるというか、お話できるようになった。招待状を送るのも迷ったし、中止にして連絡するのも、あまり気が進まない。人生で初めて結婚式というものを計画し、こんな状況の中、招待させて頂いた方は9割5分以上出席の返信をくれた。心温まるコメントに、友人たちの懐の広さ、人間としての素晴らしさを感じた。なぜ出会えたのだろうか？なぜここまで来たのだろうか？なぜ重圧を感じていたのか？なぜ彼らに連絡をしたのだろうか？なぜ催行できなかったのだろう？この時点で、もう十分生きた。実りある人生だったと悟った。皆には会えなかったが、まったく、良い人生だった。
今は、ただ、無力である。出席を貫いてくれた皆様に、心より、心より感謝申し上げると共に、本当に申し訳ありませんでした。それ以上何も出ない
