情報社会．氾濫する情報を脳にインプット．これは今の時代の生活人には避けられない．
インプット後の人の類型には３種類あるのではないか．
インプットストップ型
インプット処理型
インプット処理アウトプット型
インプットストップ型は，思考放棄人間である．
情報をインプットし，「へぇー」で終わるタイプである．
インプット処理型は，情報をとりあえず脳で処理する．
この処理の手順は，インプット→解釈→自己完結である．
処理ではじき出した自分なりの結論を持つことで満足するタイプ．
インプット処理アウトプット型は処理の最後で自己完結するのではなく，外部にアウトプット（表現）するタイプである．
この型は，自己の脳内で処理された情報をアウトプットすることで，自論に対する他者の意見を求める．
脳は学習し続けるシステムと考えることが出来るが，このシステムを強化させるためにはアウトプットが必要不可欠である．
世の中，アウトプットしない人間が増え続けている気がする．
脳というシステムは，強化しなければ歳とともに弱っていくようだ．
脳を退化させ続けていく人間社会の先には何があるのか．
人間は本来破滅的な動物だと思うのだ．
その破滅的要素に抗う手段として，人間は脳を強化し続け，ロックという表現方法を生み，ラブ＆ピースと言ってきたのだ．
考えないヒトが増え続けるならば，人間は動物色を強め，破滅していくのだろう．
アウトプットしろ
