18歳から24歳までの過酷労働を繰り返した暗黒期を経て, ある程度貯金が出来たお陰で大学受験を決行し,合格したお陰でこうして日々の生活をウェブブログに書いている筆者であるが,出身地である静岡より心優しい友がたまに遊びに来てくれるんですね.
同じ大学のタイシが言っていたことに共感したのだが,彼の出身地である筑豊(福岡)も筆者のいた環境と酷似しており(筑豊の方が更にカースト制度感が強い),そこを勉強の力で抜け出してきた我々は地元の旧友は滅多にいない.
私の唯一の高校時代の友達なんじゃないかという彼は常に突然やってきて,先日はまさかの誕プレまでくれたんですね.なんだか高そうなお菓子と映画のチケットが2つ.
なんで映画のチケット??と訪ねたら,
最近気になる人がいるって言ってたのを気に掛けてくれていたらしく,
「ヨシキにそんな人いるって珍しくね,それで映画でも行ってきてくれよ」と衝撃の発言が.
丁度私が24歳の5月に大学受験へ踏み切った時たまたま”発電機”について研究していて,彼は”発電機”知ってるんじゃないかと思って連絡した.その時点で,18歳からだから6年程経過しているわけで,以降全く接点が無い状態でガスト集合した訳で.
発電機の話なんて3分くらいで終了して,久しぶりに会った友人に今何してるよとか,何頑張ってるよとか話していく中で,実は俺7ヶ月後に大学受験するんだと.
マジか
勉強なにやんの?
てか仕事で時間なくね?
なんで?
なんでって
等々色々話して,挑戦して,そこから更に4年が経過して現在に至る訳です.
彼も色々悩みながら生活や仕事を送っていた.そんな彼も今思案していることに挑戦しようかどうか,という所でのことだったが,それも「なんで?」と聞いてしまった.
以前彼が私に質問してくれた内容とほぼ一緒である.
すると,4年前ガストで話していた時に
「野球で例えたら俺の人生まだ1回の表だわ.だから分数計算からやり直して,大学受験するわ」
みたいなとんでもなく無謀なことを私は言っていたらしく(これは覚えていない),彼もまた私の言葉を考えていたと.
先日これを聞いて軽く泣きそうになったんですね.
私はなんの取り柄も無ければ頭も悪いが,少しでも誰かのプラスに働けるのかと.
彼の聖誕祭の時は全力で原付を静岡まで走らせ,ドンキで大量に金麦とバーベキュー用の肉を買い占め,盛大に祝うことを約束する.
映画のチケットは使えるようになるように頑張る.
以上